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2007年3月

2007年3月30日 (金)

天使が街にやって来た! 10

「分かりました。会いましょう。18時半に日本橋三越前の角のスターバックスに来て下さい。後から友人も来るのでそのつもりで。」
もちろん友人が来るというのはイザという時の為の予防線としての嘘である。
アサコは仕事が手に付かず、あれこれ考えてるうちに約束の時間の5分前になった。
『お先に失礼します!』
そう言ってアサコはロッカールームで薄いピンク色のスプリングコートを着てスターバックスへと向かった。
アサコは日本橋を渡った信号の手前から店の様子をうかがったが、それらしき人物は見当たらない。
どちらにしても天使とやらの顔を全く知らないので、相手の方から声をかけられるのを待つしかないのである。

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2007年3月27日 (火)

インコグニート in ブルーノート東京

Incog_2

2007年3月22日、ブルーノート東京

最近よく来てくれるインコグニート

実は知ったのはここ5年くらいなんだけどハマったね。

教えてくれた友人に超感謝だよ。

いわゆるアシッドジャズ、UKジャズファンクって分野になるのかな。

個人的にはジャミロクワイより好き。

ブルーイ(写真のおっさん)がまた超イカしてるよ。

写真とかだとブサイクなんだけどステ-ジに上がるとカッチョいい訳さ。

ホンっとノリノリ♪で盛り上がったなぁ。

後半の『ドント・ユー・ウォーリー・バウト・ア・シング』、『エヴリデイ』、『エヴリバディ・ラヴズ・ザ・サンシャイン』って続いたとこはタマらんかった。

思わず終電逃しちゃったもんね。

観客もノリが良過ぎでさ。

最近コットンクラブがお気に入りだったけど、ブルーノートはやっぱいいよねー。

客層がいいよ。

みんなお洒落だし女の子はキレイだし・・・。

関係無いけど最近売れてきたUKファンクのネイト・ジェームスもカッコいいね。

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2007年3月14日 (水)

天使が街にやって来た! 9

 アサコは頭が混乱していた。一体何がどうなっているのだろう?何故自分のプライベートをこんなにも知っているのだろうか?会社の同僚は学生時代の友人のことなど知らないし、その逆もそうだ。てことはストーカー?もしや自分の部屋に忍び込んで隠しカメラでも設置したというのか?いや、それだけなら友人の事までは分かるはずがない。アサコには全く見当がつかなかった。でもどっちにしてもここまで知っているのなら自分の顔も勤め先も把握しているに違いない。逃げられない・・・。
 『会うしかないわ!』
 アサコは覚悟を決めた。でも実際何をされるか分からないので会うならば人目につくところで会わなければ・・・。アサコは天使とやらに決意のメールを送った。

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2007年3月12日 (月)

楽しいロンドン!愉快なロンドン! 2

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アビーロード①(横断歩道写ってないけど・・・)

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アビーロード②

ロンドン最初の朝。いかにもロンドンらしくはっきりしない天気

小雨が降ったり止んだり。

ウェストプロンプトン駅から地下鉄に乗りパディントン駅(くまのパディントン知ってる?)を経由してベイカーストリート駅へ。

そこから2~30分位歩いたかな?

今回の旅でどうしても行きたかったのがここ、アビーロード

ビートルズの同名アルバムのジャケットで4人が横断歩道を歩いてるやつ。

確かポール死亡説が流れた原因のひとつでもあるよね。

ビートルズのアルバムジャケットの中で一番好きだなぁ。

でも実際行ってみると割と普通の道路で車の往来も多い。

知らない人にはどうでもいいとこだろうけどオイラにとっては感慨深いね。

雨の中道路で一人感動しちゃったよ。

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バッキンガム宮殿①

再び地下鉄に乗って今度はビクトリア駅下車。

いつの間にか天気が良くなった。

いかにもな土産物屋さんが並ぶ通りを、これまたいかにもな観光客(オイラ含む)に交じって歩く。

んで、かの有名なバッキンガム宮殿に到着。

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バッキンガム宮殿②

凄い人だかり。

どうやらみんな11時半からの衛兵交替式を待ってるらしいね。

知らずに来たけど、ちょうど始まるとこらしい。

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バッキンガム宮殿の衛兵交替式①

しばらくすると、ラッパ系(ラップじゃないよ)の音が響き渡り、紫がかったグレーのコートを着た衛兵さん達の行進が始まる。

あったかい時季だと赤い服らしい。

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バッキンガム宮殿の衛兵交替式②

昔絵本かなんかで見た光景だね。

ちょっとカッコいい。

でもあちこちに馬糞が落ちてるのがマヌケな感じ。

みんなクールにキメてるけど馬糞は踏まないように歩くんだね。

ここにエリザベス女王がいるかと思うと改めてへえぇぇぇって感じだねぇ。

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2007年3月10日 (土)

天使が街にやって来た! 8

 「ふざけないで!一体あなたに私の何が分かるの?」
 アサコは怒りのメールを送った。
 「私にはすべてが分かっているのです。あなたは2年前に実家を出てからロクな事がない。引っ越して3日後に空き巣に入られたり、こないだは買ったばかりのスカートに夕飯のククレカレーを引っくり返してダメにしたでしょう?・・・とまぁそんな細かい話はどうでもいいのですが・・・。ズバリ今のあなたには彼氏がいない。いないどころかこの2年間は1度もSEXをしていない。友人達は結婚したり、男にナンパされてSEXを楽しんだりとみんな楽しくやっているのにあなただけは何もない。自分だけが幸せになれないと思い込んでいる。そしていい加減頭にきてしまっているのでしょう?」
 すべて当たっていた・・・。

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2007年3月 6日 (火)

天使が街にやって来た! 7

 すぐにその天使なる人物からメールが届いた。
 「アサコ様、残念ながら人違いではありません。私はあなたに幸せになって欲しいのです。」
 アサコは気味が悪かったが、どうせ知らない相手なのだからと強気に返事を送った。
 「いい加減にして下さい。何なの?いやがらせ?なんかのセールス?それとも新しい出会い系?」
 送信ボタンを送った瞬間に返信が来た。
 「いいえ、そうではありません。私は天使。あなた方人間が言うところの恋のキューピットなのです。アサコさんに恋をして幸せになってもらいたいのです。」
 「大きなお世話です。私は充分幸せですから!」
 「それは嘘です。あなたは本当は恋がしたいくせに強がっているだけなのです。」
 さすがのアサコも頭に血がのぼった。

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2007年3月 5日 (月)

天使が街にやって来た! 6

 翌日、会社の食堂でいつものマズい昼食を終えて自分のデスクのパソコンで遊んでいると、見覚えの無いアドレスからメールが入った。
 『誰だろ?』
 アサコはメールを開いた。
 「はじめまして、私は天使です。実はあなたに幸せを掴んで欲しいのです。仕事が終わったらお会い出来ませんか?」
 『何これ!?』
 アサコは呆れてメールの画面を閉じた。
 『さぁて仕事しよっ!』
 アサコが午後の仕事を始めて2時間が経った頃、またさっきのアドレスからメールが入った。
 「先程の天使です。夕方のアポの件はいかがですか?」
 『何なのよ!ウザっ!』
 「何の事でしょうか?人違いではありませんか?」
 アサコは返信メールを送った。

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2007年3月 2日 (金)

天使が街にやって来た! 5

 1時間程経ってカヨから返信が届いた。
 どうやらあの夜の翌日の金曜日に伊藤モドキ君とデートをし、そのままパークホテル東京に”お泊まり”をしたものの、たった一晩で別れてしまったのだという。
 『だってダンスフロアではイケてたけどベッドでは全然イケてなかったんだもん!イクのは早かったけどね・・・』
 だそうだ。
 アサコはそんなカヨに腹を立てながらベッドに潜り込んだ。
 『なんでカヨばっかりオイシイ思いする訳!?あの夜、私にだってSEXしてポイ捨てするチャンスはあったってことでしょ!カヨだけじゃないわ!マスミもそうよ!エミコだってフミだってみんなうまい事やってるわ!なんで私だけ・・・。』
 アサコは頭を枕に叩きつけてそのままフテくされたまま眠りについた。

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2007年3月 1日 (木)

天使が街にやって来た! 4

 アース・ウィンド&ファイヤーの”Let’s Groove”がかかると、そのニセ伊藤英明は軽快なソウルステップを披露し、笑顔でカヨにダンス指導をした。一方のアサコとハゲ゙男はバーカウンターのそばにあるスタンディングの丸いテーブルでグラスビールを飲んでいたが、そのハゲ男の軽薄で品の無いマシンガントークのおかげでアサコは頭痛を起こしていた。
 しばらくしてカヨ達は息を切らせながら笑顔で戻ってきた。どうやらカヨはダンスを教えてもらった代わりに電話番号を教えたらしい。
 すっかり馬鹿らしくなったアサコは頭痛を理由に一人で先に帰ることにした。
 それから2週間を過ぎた今日になってもアサコはカヨと伊藤クンのその後がずっと気にかかっていた。というより悔しさと空しさでイライラしていた。

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