女王陛下のお気に入り&アカデミー賞予想
アカデミー賞有力候補の女王陛下のお気に入りを鑑賞。
奇作ロブスターを作ったヨルゴス・ランティモス監督作品。
18世紀初頭、フランスと戦争中のイングランドで王位に就いている王女アンの世話をしながら政治をも操る側近レディ・サラに気に入られた待女アビゲイル。
女3人が愛と権力の為に駆け引きを繰り返すドロドロ劇。
ちょっと大奥っぽさも感じられる。
自分を取り立ててくれた、レイチェル・ワイズ演じるレディ・サラに挑むアビゲイル役のエマ・ストーン、その二人に翻弄されている(ように見える)王女アンを演じるオリヴィア・コールマンの演技合戦。
出てくる男どもは完全に脇役の女の世界を描いてる。
とにもかくにも、女ってコワ~って思っちゃう映画だーね。
ところで今年のアカデミー賞が発表になるね。
例によって、まだ日本では公開されてない作品も多いなか、オスカー像の行方を予想してみようか。
・作品賞・・・グリーンブック
※まだ観てないけど。いかにもアカデミー賞が好きそうな作品。
・監督賞・・・ROMA
※これ観る為にNETFLIX加入。淡々とした長回し、よく作ったなあ。
・脚本賞・・・グリーンブック
※ただの感。
・主演男優賞・・・クリスチャン・ベイル(バイス)
※去年のゲイリー・オールドマン同様、良くここまで本人に近づけたなあ。
いわゆるデニーロ・アプローチはアカデミー賞への近道。
ウィレム・デフォーのゴッホも自画像に良く似てるけどね。
でも、そこまでビジュアルを近付けなくても、ラストにはフレディ・マーキュリー本人にしか見えなかったラミ・マレックはある意味素晴らしい。
・主演女優賞・・・グレン・クローズ(天才作家の妻)
※今までの数多い名演に対しての功労賞的な意味も含めて。
・助演男優賞・・・マハーラシャ・アリ(グリーンブック)
※これも感。ノミネート作品全部観てないや。
・助演女優賞・・・レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)
※レイチェル・ワイズとの一騎打ち。エマ・ストーンと2人で受賞ってのはないかね?
・美術賞&衣装デザイン賞・・・女王陛下のお気に入り
※レイチェル・ワイズの眼帯みたいなのがカッコ良かったから。
・歌曲賞・・・シャロウ(アリー)
※単純にいい曲。
・撮影賞・・・ROMA
※モノクロなのに美し過ぎる。
・編集賞・・・ボヘミアン・ラプソディ
※なんでもいいから何か獲らせてあげたいのよ。
・外国語映画賞・・・ROMA
※個人的には万引き家族に獲って欲しいけど。
まあ、主役はグリーンブック(早く観たい)で、目玉はROMA。
主力の賞は、女王陛下のお気に入りが無冠になるんじゃないかなあ。
そして願望としてはボヘミアン・ラプソディが何か獲って欲しい。
さあ、間もなく発表。
楽しみだーね。
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