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2019年10月24日 (木)

真実

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日本が誇る大巨匠、是枝裕和監督がフランスを舞台に大女優カトリーヌ・ドヌーヴで映画を撮るってんで、ずっと楽しみにしてた真実を鑑賞。

いやー、メッチャ良かった。

オイラ的には是枝監督作品NO1。

特にここ最近ちょっと重たいテーマが多かったんで、こういう少しライトな方がオイラ好み。

カトリーヌ・ドヌーヴ演じる大女優ファビエンヌが、『真実』っていう自伝を発表することで家族が集まることに。

久々に再会したものの、自伝の内容が嘘だらけとジュリエット・ビノシュ演じる娘はおかんむりで終始ギクシャク。

しかし、自伝に自分のことを書いてくれなかったという理由で辞めちゃったマネージャーの爺さんに代わって母の世話をしてるうちに、お互いの気持ちが変化していく。

2人の女優が演じる微妙な心の動きが丁寧に、時にコミカルに描かれてる。

『記憶なんてあてにならない』とか『女優は本当のことなんて言わない』、『どこに真実があるの』なんていうファビエンヌのセリフが物語を象徴してるかな。

強がって毒を吐いてたファビエンヌだけど、嘘だらけの自伝を書いたのは、本当は愛している娘との関係を築き直したかったからなのかなーとか思ったり。

是枝監督は、言葉の壁がある中で、家族の関係や繊細な気持ちの動きを見事に表現してたなあ。

あと、いつも必ず子役を輝かせるってのは素晴らしいね。

カトリーヌ・ドヌーヴは、さすがの貫禄と存在感だけど、今回一番活躍してたのはイーサン・ホーク

母娘のピリピリ感を、地味ながら柔らかな演技で軌道修正して、是枝ワールドの雰囲気を保ち続けた役割は大きいと思うなあ。

まあ、是枝監督の手腕と、それに応える役者達の演技が見事に調和した素晴らしい映画だーね。

 


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