映画・TVドラマ

2020年9月 5日 (土)

ポルトガル、夏の終わり

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大好きなイザベル・ユペール主演の最新作、ポルトガル、夏の終わりって映画を。

イザベル・ユペール演じる、ちょっとワガママな人気女優フランキーが、夏の終わりを迎えるポルトガルシントラっていう街に家族や親友を呼び寄せる。

冒頭、太陽がキラキラと反射するプールで惜しげもなく赤い水着姿を披露するフランキー。

義理の孫娘が注意すると、『私は写真映えするのよ。』なんて応えちゃう。

しかし今回の目的は、そんな楽しそうなバカンスではなく、ガンに冒された自分の死後も、みんなが困らないようにと段取りする、いわば終活旅行

元夫との息子に数百万の時計をあげようとし、マリサ・トメイ演じる大親友のアイリーンを、彼氏と別れさせて息子と付き合わせようとするが、なかなか思い通りにいかず。

体調が悪化するなか、最後はみんな揃って海の見える山の頂上で夕焼けを眺める・・・。

これといった盛り上がりはないけど、じんわり心にしみる。

最後の山のシーンで、夫とアイリーンが仲良さそうにしているのを遠くで温かく見守るフランキーがたまらない。

そしてそんなフランキーを、これまた遠くから見ている元夫。

今回、イザベル・ユペールはもちろんだけど、脇を固める役者さん達が素晴らしかった。

マリサ・トメイは、死を間近にひかえる親友とその夫との微妙な関係を表情だけで見事に演じきったし、夫役のブレンダン・グリーソンも複雑な心境を控えめながら丁寧に表現しててホント素晴らしかった。

シントラの街や自然がまた美しくて。

ラストの山の、遠くから映す長回しは圧巻だったね。

なんかこう、心にグッときた。

メチャクチャ地味だけど、なんか思わずジンワリしてくる素敵な映画だーね。

 


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2020年8月22日 (土)

ブリット=マリーの幸せなひとりだち

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幸せなひとりぼっちの原作者による小説の映画化だそうで。

40年間、毎日完璧に家事をこなしてきたブリット=マリーおばさん、まさかの夫の浮気を知って家出を慣行し、スウェーデンの田舎町のユースセンター管理人の仕事に就くことに。

そしてその仕事にはもれなく地元の子供たちのサッカーコーチという、今までの生活とは縁遠い仕事がついてくる。

はじめは子供たちに舐められ苦戦していたものの、完璧な家事を続けてきた努力家っぷりを発揮して、いつしか顔がキラキラしてきちゃう。

ラストも捻りが効いてて自分の人生を歩んでいこうっていう前向きで清々しい。

なんといっても掃除には重曹が万能なのね。

自分自身の生き方を見つけるのに年齢は関係無いんだなーって思える爽やかな映画だーね。

 


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2020年8月15日 (土)

その手に触れるまで

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ふとチラシを見て気になったその手に触れるまでを鑑賞。

これ、メッチャ地味。

ベルギーに住む、ゲーム好きな13歳のアメッド君が、イスラム教の経典コーランに夢中になっていくお話。

イスラム原理主義の導師が背教者と認定した学校の女教師をナイフで刺そうとするも失敗して少年院へ。

更生プログラムで農作業を手伝ううちに、農場主の娘と仲良くなり、突然キスをされてしまう。

大きな過ちを犯した(と思い込む)アメッド君、少年院に戻る途中に脱走して、再び女教師のもとへ。

壁をよじ登って乗り込もうとしたが、まさかの落下。

身動きが取れず声も出せなくなったアメッド君に気づいた女教師さん、アメッド君を助けようと手を差し伸べる。

その女教師の手を握り返すアメッド君。

はたしてこの後はどうなるのか・・・。

特に結論を出すこともなく、観る側に委ねるラスト。

こんな自分を助けてくれてありがとう・・・って思ったと信じたいね。

いわゆる中二病の少年の不安定さ、訳分からなさを描いた地味~な映画だーね。

 


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2020年8月10日 (月)

透明人間

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前評判の高かった透明人間

名作ゲット・アウトに関わったジェイソン・ブラムが製作、ソウの脚本家リー・ワネルが監督したっていう話題作。

エリザベス・モス演じるセシリアが、恋人の天才科学者エイドリアンとの生活に嫌気がさして夜中に抜け出したものの、後日エイドリアンがショックで自殺したことを知らされる。

そんなことはしないだろうと半信半疑でいるセシリアの身の回りで不可思議な怪奇現象が起こり始め・・・。

そう、エイドリアンは自殺などしていなかった・・・

まあ、タイトルが完全にネタバレさせちゃってるけど、要はそういうお話。

観終わった後、レビューを色々見たけど、みんな大絶賛

怖かったとか、緊張感ハンパないとか。

でもオイラ的にはそれほどでもなくて。

確かに、誰もいないところで息が白くなったり、絨毯を誰かが歩いてるみたいな描写は良かったんだけどね。

まずもって、みんなドジなのよ。

セシリアなんて、のっけから家をこっそり抜け出す時に車の盗難警報鳴らしちゃったり、大事なもの落としちゃったり。

エイドリアンも、天才科学者とは思えないドジ行動が多くて。

そしてどっちも善人ではないから感情移入も出来ず。

序盤のホラーチックな緊迫感が途中から追いかけっこに変わるんだけど、だったらもうちょっと頭脳戦に持ち込むとかアイディア無かったんかなーって。

あと、怖い系映画のあるあるになっちゃうんだけど、『そこ電気つけろやっ』っていう。

なんでわざわざ自分が怖くなるような行動するかね?

それから、一生懸命に自分の正当性を主張(今回は透明人間がいるって主張)するけど、誰にも聞き入れてもらえずに変人扱いされちゃうのも映画あるあるだね。

それだけ親友が必死に言ってるんだから、『せめて話くらい聞いてやれやっ』っていう。

まあ、序盤の緊迫感と、ビックリ系の音響は良かったかな。

ってな訳で、怖い雰囲気はいいけど展開がちょっとビミョ~な映画だーね。


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2020年8月 5日 (水)

お名前はアドルフ?

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チラシを見てなんとなく気になってたお名前はアドルフ?っていうドイツのコメディ映画を。

ヨーロッパでヒットした舞台の映画化なんだって。

確かにこの映画、ほぼ食卓だけのワンシチュエーションといっていい感じで設定が舞台っぽい。

この雰囲気は、名作イタリア映画のおとなの事情とかロマン・ポランスキーおとなのけんかを彷彿とさせる。

とあるカップルが、姉夫婦&友人とのディナーで、生まれてくる息子の名前をアドルフにすると言い出し口論が始まる。

ネオナチやゲイなんかのきわどいブラックな笑いを織り交ぜながら、秘密が暴露されたり、時に勘違いコントみたいな展開になったりする密室会話劇。

ゲラゲラ笑うというよりは、フフッって笑えるお話。

ドイツ語やドイツ文化が分かってたらもっと面白かったのに。

他にもこういう舞台はいっぱいありそうだし、是非どんどん映画化して欲しいって思わせてくれる映画だーね。

 


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2020年8月 1日 (土)

カセットテープ・ダイアリーズ

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予告を見て気になってた実話がベースのカセットテープ・ダイアリーズ

これ、面白い。

80年代のイギリスで冴えない生活を送るパキスタン移民の高校生ジャベド君。

学校で知り合った奴にブルース・スプリングスティーンミュージックテープウォークマンで聴いてから人生が一変する。

彼女も出来てキラキラと輝いていくジャベド君に、思わず自分の冴えない高校生活を投影してワクワクしちゃう。

序盤はペットショップボーイズなんかの曲がかかるも、なかなかブルース・スプリングスティーンが流れず焦らされるのも心地いいね。

焦らされてかかったダンシング・イン・ザ・ダーク

オイラがブルースを初めて聴いた大好きな曲。

いやあ、これは超名作といっていいね。

そして名作には必ず名シーンがあって。

ジャベド君と彼女、親友君と3人で街を踊り歩くとこ、幼なじみと仲直りするシーン、クライマックスのスピーチ、ギクシャクしてたお父さんと心が通じ合うラスト。

出てくる奴らがみんないいんだよなー。

彼女ちゃんもメチャ可愛くて。

それにしてもブルース・スプリングスティーンでキュンキュンしたのは初めての体験だね。

エンディングで本物のブルースとの交流が紹介されたのが、自分のことのように嬉しくなっちゃう。

改めて80’sはいいなーって思える胸キュン映画だーね。


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2020年7月25日 (土)

チア・アップ

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最近のダイアン・キートンはすっかり可愛いお婆ちゃん。

今回のチア・アップでもキュートなコメディエンヌぶりを披露してくれてる。

シニアタウンといわれる年寄りばっかりの街に引っ越してきたダイアン演じるマーサ。

周囲にバカにされながらチアリーディングのチームを結成、素人の老人ばっかりで奮闘する。

特訓を重ねて、ついに全米チアリーディング大会へ。

まあ、内容的には目新しさは無いもののホッコリできる楽しい映画。

輝ける人生とかアンコール!を思い出すね。

そしてとにかくダイアンお婆ちゃんが素敵。

老人が楽しく頑張る姿は元気が出るよ。

自分もこういう歳の取り方をしたいなーって思える楽しい映画だーね。


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2020年7月18日 (土)

レイニーデイ・イン・ニューヨーク

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学生の頃から長らく敬愛してるウッディ・アレンの2019年作品、レイニーデイ・イン・ニューヨークがついに日本公開。

ちょっと前に養女への性的虐待の疑惑が出て、もうウッディ映画を観らんないと心配してたけど。

今回の作品は、ウディ・アレンの王道ともいえる内容かな。

まず舞台がニューヨーク。

しかも雨の風景がロマンチックで。

クスっと笑えるシーンが多く、とにかく会話がたっぷり。

そして主人公がウッディ・アレンっぽい。

もうこれだけでもニヤけちゃう。

ただ、今回大学生っていう若者の恋模様を描いてるとこはいつもと違うかな。

その若者たちを演じるのは今をときめくスター俳優ばっかりで。

まず主人公は、アイドル的人気ながら超実力派のティモシー・シャラメ

最近ノリに乗ってるよね。

相手役はエル・ファニングセレーナ・ゴメス

およそアレンとは縁が無さそうな若い役者さんでいっぱい。

内容も王道的で。

ティモシー演じるギャッツビーが、エル・ファニング演じるジャーナリスト志望の彼女と地元のニューヨークでデートしようとするも、彼女が憧れの映画監督への密着取材に夢中になり。

そこにジュード・ロウ演じる脚本家やセレーナ・ゴメス演じるナマイキなお姉ちゃんが絡み・・・。

男女の関係が複雑に交錯してく感じはまさにアレンお得意の展開。

それから毎回楽しみなのが主役の俳優さんのウッディ・アレンなりきり演技

ミッドナイト・イン・パリオーウェン・ウィルソンとか良かったなあ。

今回のティモシー・シャラメも早口でグチグチ言ってて面白かったね。

これ、どういう風に役作りさせてんのか気になってしょうがない。

まあ、作品が公開されるたびに思うけど、永遠に新作を作り続けて欲しいなー。

今回も期待を裏切らない・・・どころか改めてアレン映画を好きで良かったなーって思える映画だーね。

 


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2020年7月11日 (土)

ランボー ラスト・ブラッド

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まさかの新作。


シルベスター・スタローンランボー ラスト・ブラッド


前回、故郷に帰って終わったのかと思ってたら。


1作目がファースト・ブラッドだったから、今度こそ最後かな。


まあ、さすがにスタローンも70歳越えてるしね。


それにしても、この新作、どう評価すべきか難しいのよ。


故郷アリゾナの牧場に帰り、古い友人の婆ちゃん&孫娘ガブリエラと穏やかな生活を送るも、戦争で傷ついた心が未だに癒えぬジョン・ランボー。


ある日、本当の娘のように可愛がっていたガブリエラが、実の父親の居場所を見つけ、単身メキシコへ。


その父親から冷たく突き放されたガブリエラ、友人の裏切りで人身売買組織に拉致されて薬漬けに。


なんとか助けたランボーだったが、帰りの車の中で・・・。


ここまでは、もちろんバイオレンスもあるんだけど、どっちかというと家族との人間関係を中心に描いたヒューマンドラマ


そして後半は、家族を失ったランボーが自宅を要塞に変えて大暴れ。


家族と穏やかに暮らすよりも、復讐の準備をしてる方が目がキラキラしちゃってるランボーさん。


得意のトラップとゲリラ戦法でひとり無双状態。


ほとんどピンチに陥ることも無い圧倒的な強さ。


ランボーに戦いを挑んだマフィアどもが可哀想なくらい。


つーか、最初の爆破でおかしいと思えよ・・・っていう。


でもこれだけ派手に人殺しちゃったら、この後どうなるんだろ?


まあ、もちろん面白かったんだけど、映画としてはちょっと微妙なんじゃないかなー。


それにしても、今回は戦争とは関係無く、パーソナルな戦いだったね。


ある意味、1作目もそうだったかな。


ランボーは、怒りこそが燃料になるんだね。


まるでケンシロウみたい。


ロッキーもそうだけど、1作目からちゃんと時が経ってる老いた姿を描いてるとこは好きだね。


スタローンの頑張りを見たいなら絶対外しちゃいけない映画だーね。



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2020年7月 4日 (土)

ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語

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やっと公開されたストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語


グレタ・ガーウィグ監督が、今をときめく若手スターを集めて、王道の若草物語を描いたっていう。


観る前は、人気役者を揃えて、お決まりの名作を作りました・・・的なものかと思ってたけど、そこはグレタ・ガーウィグ、そんなつまんないことはしないぞと。


先に言っとくと、これ、若草物語史上最高傑作なんじゃないかって。


アカデミー賞で、監督賞と脚色賞、主演女優賞を獲ってもおかしくなかったんじゃないの?・・・って思うくらい。


まず人物描写がとにかく繊細。


四人の個性を丁寧に表現してて、それぞれのキャラに思い入れを持っちゃう。


特にシアーシャ・ローナンは若手の中ではダントツの演技力をみせてくれる。


フローレンス・ピューは、キャラとしては好きじゃないけどお見事だったね。


エマ・ワトソンが長女ってのはビックリだけど、ホント綺麗になったなあ。


どうしてもハーマイオニーのイメージがあるんで、なんとなく女性として見られないとこがあるんだけど、ビジュアルは完璧。


大ブレイク中のティモシー・シャラメは、なんかアイドル的な人気だけど、いつか絶対主演男優賞獲るでしょ。


ローラ・ダーンメリル・ストリープなど、脇を固める大物達も素晴らしい。


とにかく今絶対観るべき素晴らしい映画だーね。



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