映画・TVドラマ

2018年2月18日 (日)

スリー・ビルボード

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アカデミー賞ノミネート作品のスリー・ビルボードを鑑賞。

これ、見ごたえありましたねえ。

主演女優賞にもノミネートされてるフランシス・マクドーマンド演じる、娘を殺された母親が、いつまでも犯人を捕まえることが出来ない警察を批判する看板を設置したことから始まる田舎町での物語。

普通こういう話は、正義を貫く母親の善と、怠慢で腐りきった警察の悪との対決って構図になるんだろうけど、この映画はそんな一筋縄では進まなくて。

いったい誰が善人で誰が悪人なのか分からなくなっちゃう。

批判された警察の署長は、家族思いで住人からも信頼されてる。

それからサム・ロックウェル演じる、暴力的な差別主義者の警官は、マザコンでちょっと可哀想な奴だったり。

そして主人公の母親ミルドレッドは、周囲に悪態をつき、警察署を燃やしちゃうし。

もう、勧善懲悪って考え方は皆無で、世の中そんな単純じゃないぞっていう内容。

映画のセオリーを無視した、全く先が読めない展開。

基本的にはサスペンスなんだけど、オイオイってツッコミを入れたくなるようなブラックジョークもいっぱいで。

そしてラストも不毛なはずなのに、なんか希望を持っちゃうっていう。

今までの映画ではナカナカ見られない展開は脚本賞狙えるんじゃない?

サム・ロックウェルも助演男優賞いけるかも。

作品賞と主演女優賞はどうかなあ。

早くシェイプ・オブ・ウォーターを観てみたいよ。

オイラ一押しのゲット・アウトも何か取って欲しいけどね。

とにもかくにも、人間って複雑で白黒ハッキリつけられない生き物なんだなーって思わせる面白い映画だーね。


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2018年2月11日 (日)

5%の奇跡 ~ 嘘から始まる素敵な人生

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奇跡な実話をベースにして作られた5%の奇跡~嘘から始まる素敵な人生って映画を鑑賞。

95%の視力を失くした青年が、それを隠して5つ星ホテルのホテルマンを目指すお話。

もう、これだけで泣いちゃいそうな。

先天性の病気で視界のほとんどがボヤけて見えない状態になってしまったサリヤだが、夢を諦めず、一流ホテルの見習いになり、研修課題に取り組んでいく。

カクテルのレシピを徹底的に暗記したり、寝る間も惜しんで頑張るサリヤに、ちょっとおバカな研修仲間のマックスも一生懸命応援する。

難しい課題を、マックスの応援と持ち前の機転でなんとかクリアしていくところが面白い。

しかし、そんな簡単に上手くいく訳も無く。

ホテルに出入りする業者の女性に恋してしまい、研修との両立が出来なくなってしまう。

そしてマックスの応援も空しく、結婚パーティーで大失敗。

全てを諦めかけたサリヤだが、最後の試験に挑むことに。

とまあ、内容的にはそんなにヒネリも無く、ハンデを背負った青年が頑張るって話。

しかも大事な研修中なのに恋にうつつを抜かしてしまうとこはイマイチ共感出来ない。

実話だってのは凄いと思うけどね。

笑えるシーンが多くて面白かったのは確か。

あんまり泣けはしなかったかな。

ま、どんな困難でも頑張れば乗り越えられるっていうありがたい教訓だーね。


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2018年1月28日 (日)

はじめてのおもてなし

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予告編を見て気になってたはじめてのおもてなしって映画をシネスイッチ銀座で鑑賞。

2016年ドイツで大ヒットした作品。

2015年、ドイツはメルケル首相の政策で、現在までに100万人の難民を受け入れたそうな。

純粋な人道的支援と、左派の支持を獲得するという意味合いがあり、少子化による将来の労働人口を確保という意味でも期待されていた。

メルセデスベンツなんかの大企業が歓迎の意を表明していたものの、実際には難民の1割程度しか正社員として採用されていないのが現実だそう。

そんな背景があるドイツのミュンヘンで、家族がバラバラのハートマン家が、ナイジェリアから来た難民ディアロを受け入れることに。

文化や考え方の違いから発生するユーモアは、まさに異文化交流コメディ

重たいはずのテーマを、サラっと笑いに変えてしまうのは、難民問題が日常生活になっているドイツならではかな。

隣人が反対デモを起こしたり、ディアロにテロ疑惑が持ち上がったりとハチャメチャな展開。

ディアロの亡命申請が却下になることで、ギクシャクしていた家族がひとつになり、最後はホロリとしてしまう。

ミュージシャンとしても活躍してる(らしい)Krazy-Eが、ヒトの良い青年難民役を見事に演じてる。

他の出演者も、ほぼ知らないけど、ドイツでは有名な役者さんばっかだそうで。

君がくれたグッドライフの主役の人も出てたね。

とにかく笑って泣ける素晴らしい映画。

本国ドイツで大ヒットしたのも納得な、今オススメのコメディだーね。


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2018年1月25日 (木)

ライオンは今夜死ぬ

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予告編を見て気になったライオンは今夜死ぬって映画を。

諏訪敦彦監督、ジャン=ピエール・レオ主演の日仏合作。

ジャン=ピエール・レオの映画は、今まで大人は判ってくれないと変態映画のラスト・タンゴ・イン・パリっていう古い作品くらいしか観たことないけど。

そのジャン=ピエール・レオ、まるで自分自身のような老俳優ジャンを演じてる。

映画の撮影で、死ぬ演技が出来ないと悩むジャンが、かつて愛した女性ジュリエットに会う為に古い屋敷を訪れると、死んだはずのジュリエットの幻影が現れる。

そしてそこでたまたま出会った子供たちが撮影する映画に出演することになり・・・。

子供たちと交流していくうちに、ジュリエットとの関係も明らかになり、忘れかけていた映画製作の喜びを思い出し、同時に生と死への思いにも耽っていく。

子供たちと別れたジャンは、本来の撮影に戻り、そのラストシーンで静かに眼を閉じる。

いやあ、渋い映画だわあ。

もう全編ジャンの渋~い演技に浸ることが出来る。

それと子供たちの生き生きとした表情と美しい景色がなんとも印象的。

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舞台挨拶

恵比寿ガーデンシネマの初日に、諏訪敦彦が舞台挨拶を。

昔からファンだったというジャン=ピエール・レオとの出会いから撮影の裏話まで披露。

出演した子供たちが、いい意味で無礼だったようで、それが名優の見たことの無い表情を引き出したんだとか。

ユーモラスな中に、重厚な演技が光る、ジャン=ピエール・レオ最後(かも?)の名作だーね。


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2018年1月21日 (日)

オードリー・ヘップバーン展 in 日本橋三越

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オードリー・ヘップバーン展

平日の午後、ランチついでに日本橋三越オードリー・ヘップバーン展へ。

入場料800円はちょっとお高いですね。

来場者の9割は女性で、残りはオイラ含めおっさんばっかり。

雑誌なんかで見るような写真は少なく、プライベートショットとか初見の写真が多くて楽しかった。

大女優なのに気取らない感じがいいんだよなー。

清楚なイメージで出てきて、スキャンダル無しってのは、日本では吉永小百合なんかがイメージ近いのかね。

誰も文句言えません的な。

それからお土産コーナーがやたら充実してて、入場料払わなくても入れたりして。

商魂たくましいですな。

オードリー・ヘップバーン、永遠の妖精です。


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2018年1月14日 (日)

オリエント急行殺人事件

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やっと観てきたオリエント急行殺人事件

今さら説明する必要も無い程有名なアガサ・クリスティの原作。

1974年に大ヒットした映画を学生の頃にビデオで観たんで結末は分かってるけどね。

豪華オリエント急行で起こった、いわゆる密室殺人事件を、名探偵ポアロが解いていく。

内容としては、ほぼ前作と変わらず特にヒネリ無し。

ただ、映像が美しかったね。

めっちゃゴージャスで重厚なオリエント急行や景色を見るだけでも楽しめる。

人間ドラマがしっかり描かれてたのも良かったね。

微妙にキレのあるアクションは不要だった気もするけど。

ケネス・ブラナーを始め、ジョニー・デップ、ミシェル・ファイファー、ペネロペ・クルス、ジュディ・デンチ、ウィレム・デフォーと大物揃いなのも楽しいね。

それにしてもケネス・ブラナーは、なんで全く同じ内容でリメイクなんか作ったんだろ?

ポアロ・シリーズを自分のものとして儲けたいのかなーって思わず邪推してしまう。

とか言いつつ、次作(多分)のナイル殺人事件も観ちゃうんだろうなー。

ま、なんだかんだアガサ・クリスティ原作モノはいい映画になるもんだーね。


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2018年1月 8日 (月)

ルージュの手紙

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2018年一発目の映画は、前から気になってたルージュの手紙っていうフランス物を。

久々の座シネスイッチ

大女優カトリーヌ・ドヌーヴと、女はみんな生きているとか大統領の料理人カトリーヌ・フロの、W・カトリーヌが共演したっていう作品。

パリに住む助産婦、クレールの元に、30年ぶりに血の繋がらない母のベアトリスが会いにやって来る。

クレールの父親はベアトリスに捨てられて自殺してしまった為、今もベアトリスを許すことが出来ず、また自由気ままな振る舞いのベアトリスにイライラが止まらない。

しかし末期の脳腫瘍に冒されたベアトリスを放っておくことも出来ず、ギクシャクしながらも交流していくことに。

死期が迫っているにもかかわらずタバコや酒を楽しむ母に影響されたのか、ド真面目なクレールは彼氏を作ったりと少しずつ人生を楽しむことを始める。

しかし病状が悪化し、最後の別れが訪れ、ベアトリスは手紙を遺して消えてしまう。

この手紙が邦題になってるのね。

母娘の関係がユーモラスかつリアルに描かれてたのが印象的で、ラストはちょっと切なくて。

それにしてもカトリーヌ・ドヌーヴは50年以上も第一線で活躍しててやっぱ凄いなあ。

でも今回はカトリーヌ・フロの、淡々としつつも心の奥が見えるような演技が素晴らしかった。

まあ、これといって大きな見せ場は無いものの、ジンワリと心に染みてくる作品だーね。


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2017年12月31日 (日)

Jun's World お気楽国際映画祭 2017

さあ、2017年ももう終わり。

今年オイラが映画館で観た映画を総括してみようかと。

名付けてJun's World お気楽国際映画祭 2017

ルール① : 完全にオイラの独断と偏見で決定

ルール② : 2017年に“映画館”で観たものに限る

         ※公開された年ではない

         ※DVDやテレビ、ネット配信等で観たものは除く

ルール③ : 作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、主演女優賞、音楽賞、ベスト10を発表

         ※ベスト10の1位=作品賞

それでは早速発表を。

作品賞

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ゲット・アウト

これは面白かった。

途中までは何がなんだか訳分からん変な映画だったけど、謎が解けてからは、『あれはそういう事か!』っていう。

怖くて笑っちゃう素晴らしい作品。

監督賞

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デミアン・チャゼル(ラ・ラ・ランド)

この数年で一番のミュージカル映画。

ストーリーは特別新鮮ではないものの、最初から最後まで引き込まれたのは監督の手腕だね。

脚本賞

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おとなの事情

ほとんどが食卓シーンなのに衝撃展開あり笑いあり。

相当練られた脚本に違いない。

主演男優賞

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オマール・シー(あしたは最高のはじまり)

『最強のふたり』と共にオマール・シーの純粋で一生懸命な奮闘ぶりが光ってる。

ちょっとダメなとこが微笑ましくて。

主演女優賞

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イザベル・ユペール(エル ELLE)

大女優がここまでやっちゃうかっていう体当たり演技。

イザベル・ユペールの新境地。

音楽賞

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ラ・ラ・ランド

ま、そりゃそうでしょ。

ベスト10

ゲット・アウト

ラ・ラ・ランド

おとなの事情

カフェ・ソサエティ

あしたは最高のはじまり

幸せのひとりぼっち

セブン・シスターズ

50年後のボクたちは

エル ELLE

俺たちポップスター

2017年、名作揃いの当たり年。

来年も面白い映画を観たいもんだーね。


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2017年12月29日 (金)

人生はシネマティック

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楽しみにしてた人生はシネマティック!っていうイギリス映画を。

第二次世界大戦中、ダンケルクで兵士を救出した姉妹の感動秘話が戦意高揚の為に映画化されることになり、女性コピーライターのカトリンが脚本チームに抜擢される。

その姉妹に取材に行くと、実は感動でも何でもない話だったことが発覚したが、戦争で負傷した夫との生活を支える為に奮闘するカトリン。

ワガママな俳優や政治的検閲に戸惑いながらも努力と機転で脚本を書いていく。

夫との仲違い、情報省映画局のバークリーとのロマンスと彼の死を経てようやく映画が完成。

映画業界を去ろうとしたカトリンだが、自分が脚本を書いた映画を観て涙する人達を見て、再び脚本を書き始める・・・

ラストの前向きなカトリンの表情が印象的で。

戦争の悲惨さと人間の弱さと強さ、そして情熱が丁寧に描かれてる。

カトリン役のジェマ・アータートンが良かったね。

あとラヴ・アクチュアリービル・ナイの演技が味わい深くて。

テーマ的にはちょっと暗いけどハッピーエンドな映画だーね。

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キネマ旬報シアター

今回初めて訪れた千葉県柏のキネマ旬報シアター

オイラ好みな映画が多いけど、ちょっと家から遠いなあ。


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2017年11月19日 (日)

IT イット “それ”が見えたら、終わり。

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基本的に怖い映画は観ないんだけど、ゲット・アウト 熱が冷めやらず勢いで鑑賞。

原作はスティーブン・キングの86年のヒット小説。

児童の行方不明が続く田舎町で、主人公ビル少年の弟ジョージが謎のピエロペニーワイズに襲われ消息不明に。

悲しみにくれるビルや友人達の前にも“それ”が現れ、彼らは恐怖に取りつかれつつも立ち向かうことを決意する。

色々調査してみると、町では27年ごとに児童が悲劇に見舞われる事件が起きていたことが発覚。

どうやらピエロは何かに恐怖心を抱いている子供達を食っては27年間冬眠をしているらしい。

そして今年がその27年目。

ヒロインのベバリーがピエロに捕らわれたことに気付いた少年達は、ピエロの棲み家と目される廃墟の中にある井戸を探索。

何度もピエロに襲われ、ピンチに陥るも最後は恐怖に打ち勝った少年達はピエロを退けることに成功する。

事件解決後、少年達は、ピエロがまだ死んでおらず27年後に現れることがあったら、また集まることを約束して別れていく。

どうやらこの話には続きがあるらしく、いつか続編が公開されると思われる。

CMや予告編で怖さを煽りまくってたけど、思ったよりは怖くなくて。

いや、勿論途中まではピエロが現れるたびに怖かったんだけど、正体が分かって少年達が戦うことを決めてからは冒険活劇みたいな雰囲気だったもんで。

あと、これホラー要素が無かったら、ほぼ少年たちの友情物語で、同じくスティーブン・キング原作のスタンド・バイ・ミーっぽさもあり。

もうちょっとピエロの背景が描かれてたらもっと感情移入出来て面白かったんじゃないかな。

ま、なにはともあれ続編が気になる映画だーね。


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