映画・TVドラマ

2019年10月12日 (土)

存在のない子供たち

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予告を見て気になってた存在のない子供たちを鑑賞。

レバノンのスラム街で、12歳の少年が、自分を産んだ罪で両親を訴えるっていう衝撃的なお話。

貧乏であるがゆえに、両親が出生届けを出さなかったため、法的に存在しない少年は、学校にも通えず路上で物売りをする生活。

ある日11歳の妹が、お金のために近所のイケ好かない男と強制結婚させられ、怒りと悲しみを抱えて家を飛び出す少年。

遊園地の掃除で生計を立てる不法移民のシングルマザーと知り合い、子供のベビーシッターをする代わりに居候することになったものの、そのシングルマザーが当局に捕まり、ひとりで子供の面倒をみることに。

そんななか、最愛の妹が妊娠のトラブルで亡くなったことを知り、少年は夫であるイケ好かない男をナイフで刺してしまう。

そして刑務所に入れられた少年は、世話を出来ないのに子供を産んだという内容で両親を起訴するとメディアで紹介され社会現象に・・・

ずーっと辛そうな顔をしてる少年が、ラストに自身の証明写真を取る時に見せる笑顔がなんとも。

この感想だけだと、親が極悪人みたいになっちゃうけど、貧困社会の被害者であるという一面もあったりして。

この状況と比べると、オイラ、金無いけど恵まれてるなーって感じるね。

貧困だけじゃなく、色んな理由で社会や環境に適応出来ない人たちがいっぱいいるんだろうなーって色々考えちゃう。

そして、人を刺しちゃったけど、この少年のように行動する勇気を持つことって大切だなーって。

そうかと思うと、こないだ観たジョーカーみたいにとんでもない怪物になっちゃったり。

それはそうと、少年と赤ちゃんの演技がリアル過ぎて凄い。

少年は演技と分かってるからまだいいとしても、赤ちゃんはホントに過酷な状況に置いて撮影しただろ・・・っていう。

日本じゃこんな撮影許されないんじゃないかね?

ちなみにこの少年は、実際にシリアからレバノンに流れてきた難民だそうな。

まあ、とにかく凄まじい内容で。

色んなこと、なんとかならんもんかなーって考え込んじゃう映画だーね。

 


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2019年10月10日 (木)

ジョーカー

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ジョーカー

待ちに待ったジョーカーを初日に鑑賞。

前評判が高かったんで混んでたね。

バットマンの宿敵ジョーカーがいかにして誕生したかを描く物語。

ジャック・ニコルソンヒース・レジャーの名演で話題になってきたジョーカーを演じるのはくせ者ホアキン・フェニックス

これまで色んな役柄を演じてきたマルチ俳優であるものの、常にお兄ちゃんのリバー・フェニックスの陰に隠れてた感があったけど、今回のジョーカーで大ブレイクした・・・かな。

それくらい凄かった。

体重を減らしたり、役作りは共演のロバート・デ・ニーロばりで、実際デ・ニーロっぽいなーって感じるシーンもあったりして。

突然笑いが止まらなくなるっていう脳の障害を持つコメディアン志望のアーサーは、病気の母を助けながらピエロ姿の大道芸人で生計を立てている。

しかし社会的弱者ともいえるアーサーに世間は冷たく、アーサーは笑顔を大事にしながら生活を続けるものの徐々に心に闇を抱えるようになる。

そして仕事をクビになり、地下鉄で3人のエリートサラリーマンを銃で撃ち殺してからタガが外れたように狂気が姿を現す。

そんな中、ロバート・デ・ニーロ演じる、大人気コメディアン司会者マレーの番組に出演することに・・・

まとも・・・なはずの孤独な男が社会に受け入れられず心に闇を抱え凶行に走るっていうのは、マーティン・スコセッシ&デ・ニーロのタクシー・ドライバーを思い出す。

主人公の男が弱いのか、社会に問題があるのか・・・。

そしてデ・ニーロの役柄的には、これまたスコセッシ&デ・ニーロの超名作キング・オブ・コメディの後日談かもって思っちゃう。

実際、設定もシーンもなぞってる部分が結構あったよね。

いっそのことデ・ニーロの役名はルパート・パプキンでよかったんじゃないかっていう。

まあ、とにかくこの映画は、序盤の悲しいピエロ、終盤ジョーカーに変身してからのキレっぷりをキレッキレに怪演するホアキンの演技が最大の見どころ。

後にバットマンとなるブルース・ウェインとの初対面や荒んでいくゴッサム・シティとか、バットマンの世界観形成の布石をちゃんと打ってるとこもいいね。

次は是非バットマンと対峙するホアキン・ジョーカーを見たいもんだよ。

でもジョーカーは色んな俳優のアプローチを楽しみたいってのもあるかなー。

そしてホアキンは、次のアカデミー賞と、このブログの年末恒例お気楽国際映画祭主演男優賞の最有力候補に躍り出たかな。

久々に、“凄いっ”と思える怪演を見させてもらった、まさに凄い映画だーね。

 


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2019年10月 3日 (木)

僕のワンダフル・ジャーニー

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たまたまレンタルで観た前作の僕のワンダフル・ライフに号泣したもんで楽しみにしてた僕のワンダフル・ジャーニー

邦題が駄洒落なんだけど、内容はゴリゴリの動物系感動物語。

W・ブルース・キャメロンって作家の原作だそうな。

監督は前作と違うのね。

前作では、ゴールデン・レトリバーの子犬ベイリーと、自分を助けてくれた少年イーサンの固い絆のお話。

犬は寿命が短いんで、どうしても先に死んじゃう。

でも前世の記憶が残るベイリーは、イーサンに会うために奔走。

名優デニス・クエイド演じる、大人になったイーサンは、生まれ変わって違う犬種になってもベイリーに気づくという。

もうずっと泣きっぱなしで。

その続編で、デニス・クエイド続投なら観ないわけにはいかないわけで。

今作では、おじいちゃんになったイーサンの、孫娘のCJを守ってやってくれっていう願いを叶えるために生まれ変わり続ける元ベイリー。

成長したCJを演じるキャスリン・プレスコットが可愛く、幼馴染のアジア系の若者トレントがいい奴過ぎて。

そしてCJも元ベイリーに気づくんだよなあ。

やっぱ泣ける。

2作ともハッピーエンドなのもいいやね。

また次作を作って欲しいけど、イーサン爺ちゃんが亡くなっちゃったんでどうだろうなー。

まあ、犬好きな人なら絶対泣ける、犬愛に溢れた名作だーね。

 


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2019年9月19日 (木)

Us(アス)

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メッチャ楽しみにしてた、ジョーダン・ピール監督のUs(アス)

前作ゲット・アウトにハマりまくったもんで。

そして今回も超傑作に仕上がってた。

休暇で海辺にやって来た裕福な黒人家族の前に突如現れた自分達とそっくりな家族。

ゲット・アウト同様、なんじゃこれ??・・・っていう展開が不気味に続く。

そして今回もラストで全ての謎が明かされ、色んな??が回収されるっていう。

最後のシーン、ママの表情と息子ちゃんの知らないフリをする仕草で全てを表現しちゃう。

まだ2作品しか存在しないけど、ジョーダン・ピールの手法はホント面白い。

ホラーというかスリラーなんだけど、アメリカに存在する社会問題、今回は格差社会やクローンをテーマにしてたり、ところどころ笑いを挟んでくるとか、完全にジョーダン・ピール・スタイルを確立したよね。

ハンズ・アクロス・アメリカはよく知らんかったけど。

あと差別する気は無いけど、黒人の人が眼を見開くとやっぱ怖い。

それにしても、もう一度観たくなる映画を作るって凄いことだよ。

今一番勢いのある監督だね。

次のアカデミー賞では、監督賞、脚本賞、ルピタ・ニョンゴ主演女優賞あたりが候補に上がってくるかもね。

まあ、とにもかくにもここ最近で一番のオススメ映画だーね。

 


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2019年9月12日 (木)

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

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楽しみにしてたワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

レオナルド・ディカプリオブラッド・ピットが競演して古き良きハリウッドの映画界を描いたってんだから観ないわけにはいかないわけで。

しかも監督はクエンティン・タランティーノ

レオ様演じる、ピークを過ぎて落ち目になった俳優と、ブラピ演じるスタントマン兼付き人の友情物語。

レオ様の隣に引っ越してきたロマン・ポランスキー監督の奥さん、シャロン・テートがマンソン・ファミリーに惨殺された事件が題材になってる。

このマンソン・ファミリーのことをもっと知ってれば面白かったかなー。

でもブルース・リーとかスティーブ・マックイーンなんかが描かれてるのが楽しくて。

ブルース・リーの家族は怒ってるらしいけどね。

そして主役の2人以外にも、アル・パチーノとかダコタ・ファニング、マーゴット・ロビー、カート・ラッセル等など大物が多数共演。

ちょっとアル・パチーノは無駄使いだった気もするけど。

あと子役の女の子が美人過ぎてビックリ。

まあ、でもやっぱりブラピのカッコ良さとレオ様の演技が一番の見どころかな。

後半の暴力描写はタランティーノらしいけど、オイラ的にはお腹いっぱい。

よく考えたらキル・ビルとかレザボア・ドッグスなんかも好きじゃなくて。

いっそのこと他の監督が作って欲しかったなあ。

てゆーか、色んな監督の視点で昔のハリウッドを描いた映画を観たいもんだね。

ま、それにしても、これまで数多く作られてきたけど、ワンス・アポン・ア・タイム・ナントカは、映画としては最高のテーマだーね。

 


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2019年9月 5日 (木)

やっぱり契約破棄していいですか!?

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予告編を見て面白そうだなーと思ったイギリス映画やっぱり契約破棄していいですか!?を鑑賞。

何度も自殺を繰り返しては失敗しちゃう小説家志望のウィリアムは、ふと知り合った老殺し屋レスリーに自分の殺害を依頼する。

なんかこの設定、素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店に似てるね。

そっちは殺し屋じゃなくて自殺ほう助を裏稼業にする代理店だったけど。

んで、この殺し屋レスリーは、英国暗殺者組合の暗殺件数ノルマを達成出来ず引退危機にあるという。

2人が知り合ったきっかけも、自殺者が多い橋の上にレスリーが営業に来てたから。

暗殺って部分を除くとただのセールスマンの話じゃねーかっていう。

殺し方のオプションなんかがパンフレットになってて笑っちゃう。

そんななか、出版社に勤めるカワイコちゃんから小説の出版を持ちかけられ、やっぱ死にたくなくなっちゃう。

この感じも素敵なサプライズと似てる。

ネタ的には二番煎じな感じがするけど、イギリスっぽいシニカルでシュールな雰囲気がナカナカ良かった。

何も考えずユル~く楽しみたい時にはピッタリな映画だーね。


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2019年8月29日 (木)

ロケットマン

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ボヘミアン・ラプソディを作った監督が、今度はエルトン・ジョンを描いたっていうロケットマン

演じるのは今をときめくタロン・エジャトン

ちょっと前までタロン・エガートンって言ってたはずだけど、実際の発音に近いのはエジャトンなんだそうで。

どっちの表現が勝つか分かんないけどね。

昔、スクリーンって映画雑誌が、ケビン・コスナーのことを、かたくなにケビン・コストナーって表記してたっけ。

今はどうなってるかな?

んな訳で早速鑑賞。

まあ、面白かったけど、ボヘミアン・ラプソディ程はハマんないかな。

ミュージカルっぽく、全体的に楽しい構成で、歌は全部タロン・エジャトン(言い慣れない)本人が歌ってる。

声がエルトンに似てるし、メッチャ上手い。

底抜けに明るい人なのかと思ってたら、ビックリする程闇が深いのね。

オイラ的に一番の見どころはド派手な衣装の再現

エンディングでの本人比較もありがたいね。

こういう洋楽アーティストの伝記モノはドンドン作って欲しいもんだーね。

 


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2019年8月22日 (木)

家族にサルーテ!イスキア島は大騒動

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映画館に置かれてたチラシを見て楽しみにしてた家族にサルーテ!イスキア島は大騒動

イタリアのドタバタ悲喜劇みたいな感じを期待して。

でも内容は全然コメディじゃないね。

ユーモアも散りばめられてたけど、基本的にはファミリーの人間ドラマ。

いつもの邦題詐欺だけど、内容はオイラ的にかなり面白かった。

イタリアのイスキア島っていう美しいとこで暮らす老夫婦の金婚式を祝う為に親戚が集まってくる。

楽しげなパーティーが終わり、みんな幸せ気分で帰ろうとしたものの、強風&高波で船が欠航して足止めされるところから悲喜劇が始まる。

ほぼ同じ場所で約20人の親戚同士が2日間を過ごしてるうちに、夫婦の問題や親子関係、お金なんかも絡んで、みんなギクシャクしていく。

登場人物が多いんで、相関図かなんかを見ながら観たかったな。

でも後半の複雑に絡み合った人間関係は、ついついのめり込んじゃう。

見事な脚本と演出。

帰りのフェリーの中で、みんなの表情が微妙なのも良かったね。

特にこれっていう結末が無いところも想像を掻き立ててくれる。

あの強風による欠航が原因で人生が大きく変わっちゃった人、これから変わっちゃうであろう人、ハッピーが待ってるであろう人等様々で。

親戚同士は深く関わらず、時々食事だけしておくのがいいんだろうなーって思わせる映画だーね。


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2019年8月15日 (木)

さらば愛しきアウトロー

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ロバート・レッドフォード俳優引退作だってんで、さらば愛しきアウトローをせっかくなんで鑑賞。

最近の作品は全然知らんけど。

1980年代に強盗と逮捕、脱獄を繰り返してきた男の話。

銀行で紳士的な笑顔を見せながら銃をチラ見せして人を傷つけずに金を手にするっていう。

金が必要ってよりは、銀行強盗を楽しむっていう男の人生。

追いかける刑事が彼に惹かれてリスペクトしちゃってる。

被害にあった銀行員たちも彼を語る時はどこか穏やかな表情で。

派手さは無いけど、地味で渋く、なんか憎めない銀行強盗なんだよなー。

途中で知り合う女性とのロマンスも微笑ましくて。

珍しく邦題がピンとくる。

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チラシ

あとオープニングのタイトルバックが70~80年代っぽくてお洒落。

最近の映画もこんなテイストが増えればいいのに。

なんか昔の映画を改めて観てみると、タイトルバックでテンションが上がってくんだよなあ。

スティングをはじめ、追憶とか明日に向って撃て!等など名作を演じてきたロバート・レッドフォード。

すっかりお爺ちゃんになったけど、やっぱカッコいい。

アラン・ドロンも俳優引退しちゃったし、ザ・男前の名俳優がいなくなるのはやっぱ寂しいもんだーね。


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2019年7月25日 (木)

ニューヨーク最高の訳あり物件

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ポスターの雰囲気から楽しそうな映画だなーと思って鑑賞したニューヨーク最高の訳あり物件

ダイアン・キートン主演のニューヨーク眺めのいい部屋売りますっぽいのを期待してたんだけど、全っ然違う。

絶対邦題のつけ方おかしいでしょ。

そもそもこれドイツ映画だったのね。

超高級アパートメントに暮らしながらデザイナーとしてデビューを目指すモデルさんが、スポンサーでもある夫から離婚を告げられ、しかも夫の前妻が転がり込んで来ちゃうという驚きの展開。

一人の男を愛した二人の女が仲良くなれるはずもなく・・・。

しかし同じ男に捨てられた女同士、通じ合う面もあったりして。

それにしてもラストはあれでいいんかね?

もっと旦那をコテンパンにした方が分かり易くて楽しいのに。

でもそこはハンナ・アーレントを作った監督さん、ちょっと普通と違う。

ま、そんな人生もありか~って思わせてくれる映画だーね。

 


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